高速はんだ塗布
妥協のない
お客様はすべての問題は解決済みと考えられているかもしれません。しかし扱う製品の微細化が続く中、組み立てラインの運用コストはかさんでいるはずです。従来のスクリーン印刷技術を使ったはんだ塗布は、高速ではあるものの、あらゆる種類の基板への塗布には対応できいません。
課題
キャビティ基板、フレキ基板、異なるサイズやさまざまな技術を持つ部品すべてに、独自の生産上の課題があります。その解決策として、スクリーンプリンターの下流側で複数のニードルディスペンサーを使用するのが業界では一般的ですが、生産ライン全体のスループットや生産性と効率性向上が制限されてしまいます。
ソリューション
妥協のない高速化・高精度化
ジェットプリンターによる高速のオンザフライは、ディスペンス率がはるかに遅いニードルディスペンサーが使用されているハイスループット環境下で、理想的な解決策になります。スクリーン印刷の後にMY700をインラインで配置することにより、必要な時に必要なだけ追加塗布を行うことができます。基板に接触することなく1ドットずつはんだを積み上げることができるため、高度で安定した品質が保証されます。
アドオン技術として、難易度の高い基板や部品の量産ラインだけではなく、臨機応変な変更や小ロット生産においても効率性を高めることができます。MY700ジェットプリンターは、ディスペンサーよりも最大10倍の速さの毎時100万ドット以上のスピードで、高速・高精度な塗布が可能です。その結果、柔軟性の高いインラインソリューションが実現し、あらゆる種類の量産アプリケーションに対する新たな設計の可能性をもたらします。
量産と多品種生産を同時に実現
量産体制であっても、場合によっては小ロットや試作に対応する必要があります。しかし、誰もが余剰能力を持っているわけではありません。MY700をインラインで利用することにより、複雑な部品や基板設計の小ロット生産に対応できる柔軟性が得られます。他のラインの負担を軽減し、稼働率を上げ、小ロット生産を行い、需要が変化しても迅速に対応することが可能です。